掌上六花

無理すんな、くね・・・

買物から帰って、「くね～帰ったぞ！」と声掛けして驚いた。「お帰り！」とばかりに出て来ているではないか。そして、「トイレも大丈夫だよ！」「ほら、バリバリもできるし、草も食べられるよ！」と一頻りの元気アピールをしてから、肩を落して格納庫に帰って行った。「くね～大丈夫か！？」と声を掛けたが、既にウトウトしている状態。気を使いすぎやぞ…くね、無理すんな！！！（泣）

いつも、くねがいた場所・・・

帰って来ると、「くね～ただいま！」と頭を撫でていた場所。「何すんねん、オッチャン」と寝ぼけ眼のウチの子との会話…。もう、この高さに飛び上がることもできない。今は…動物病院に運ぶバックの置き場所。くねが齧ったカレンダー、寝そべっていた場所…。そっと触りながら、ここに帰って来ることを信じている。悲しい…本当に悲しい。「どうして！？」と呟くが、その言葉も涙で詰まる。

これ以上の苦痛は与えたくない・・・

可能な限りの方法を…そう思うが、苦痛を伴う治療は避けたい。だから、このオゾンと高濃度ビタミンＣに期待を掛けている。ネットで見れば、さまざまな評がある。しかし、「藁にも縋る」という心境は察して欲しい。そして、ウチの子の「生命力」に期待するのだ。あの大学キャンパスを漂っていた子だぞ！　学生が｢蝉を食っていた」とチクった子だぞ！　きっと粘り強いはずだ…。

涙流れて止まず・・・

獣医師から説明を受けた。「この子らしく～」と思い乍ら、出会いのことを話していて涙で言葉が途切れた。「人間の方が泣いてどうする！」と叱咤したが言葉が続かない。きっと、くねも治療の道筋については理解してくれると信じて、決めた。動物病院の診察台の上で、ウチの子は横たわっている…。後一週間でエリザヘスカラーが取れる。グリングリンやぞ、くね！！！

タイタンビカスの最後の花・・・

ウチの子を病院に連れて行こうと車に乗ったら、目の前にタイタンビカスの最後の花が咲いていた…。哀しい一日花だけれど美しい、花言葉は「美しさ」「新しい恋」「繊細な美」「伝統」だという。見詰めている内に花は涙で滲んだ…。この暑さはどこかに消えて行かないか。これ以上の苦しみを与えて何がおもしろい！？　世の中のモノ一つ一つを恨むようになった。

怒りさえこみあげて来る天候・・・

南の海では、また台風が発生しようとしている。大陸に抜けて行った11号は、建物や樹木だけでなく、人間までも吹き飛ばしていた。先日の迷走台風…10号も各地に詰め跡を残した。水没している車の画像を見て、「これ…86だわ！」と驚愕したが、やはり中の一台が抜かれて話題となっていた。誰にとっても大切な車であろうに、この惨状ではエンジンを掛けることもままなるまい。

ガンバレ、ガンバレ！！！・・・

エリザベスカラーをつける前のウチの子…9月1日の撮影である。少し顔が歪み始めているが、組織を切り取ったこともあり、急激に腫れが加速している。それでも、「くね～！」と呼ぶとあちこちにカラーをぶつけながらやって来て、「さぁ、グリングリンして！」と横たわる。そして目を細めて至福の時間を過ごす。涙ながるる思い…撫でながら、「ガンバレ、ガンバレ！！！」とのエール。

音で目覚めた・・・

カサカサガサガサ～音がしたので目が覚めた。時間は午前3時半。ウチの子が枕元で見詰めている。「何！？」と聞くまでもない。目は「グリングリン所望！」と訴えている。痛む腰を庇いながら起き上がり、なでじゃすりを手にすると、「待ってました！」と横たわった。首輪とカラーで首周辺が痒いのだろう。それでも、それを主張するだけ元気になっている。はいはい～お仕えいたします。（笑）

太っちゃったねぇ・・・

件の「ぽかぽか」に武田双雲が登場した。（笑）　「書道界のマジシャン」ですと…。（爆）　元々が太りやすい体質のようだけれど…太ったね。最近最も驚いたのは原田真二さん。昔々、羽田の空港で出会って、同じ飛行機で広島に帰って来たけれど、その頃の面影はない。まぁ、痩せてしまうよりはいいけれどねっ。先日、同級生の痩せた姿を見て、愕然としたことを思い出した。

クソ暑い・・・

外気温37度という表示に折れかけながら、髪を切りに行った。大学時代から比べると「長髪」というには程遠いが、暑さの中かなり煩わしくなっていた。切り落とされる髪の白さが目立つ…まっ、あるだけマシかは不用意な発言だろう。（汗）　今日は殊の外～歩くのがしんどかった。買物をするにも、何か足の筋肉の痛みを感じた。早く帰れということか？　ウチの子は大丈夫か！？