掌上六花

目も合わせてくれんのよ～（涙）・・・

今日のウチの子は元気なようです…。しかし、「このオッチャンは、痛いことをされるときに押さえている人！」と思っているようで、姿を見るとスタコラと格納庫へ。「くね～」と呼び掛けても目も合わせてくれない。（涙）　仕方ないよね、誰かが押さえておかなければ注射できない。その役を果たせば、ウチの子が救われると信じているんだけれど…辛いですな。

自分の唐突さに笑った・・・

あまりに唐突だった…。最近、「喫煙」という純粋な目的以外に（笑）、玄関に座り込んでボーッとしていることが多い。疲れ切って倒れていた昨夜…一夜明けて、またまた座り込んだ玄関で、タバコの煙を吐き出した途端だった。何の意図もなく、何の目的感もなく、「くね～！」と叫んでいた。（汗）　道行く人がいれば、きっと驚いたことだろう。ウチの子は…格納庫で頑なに駐機中。（笑）

頼む、食ってくれ！！！・・・

誰に似たのか、頑固なんだわ。（爆）　養生とは寝ることと見つけたり～そんな感じで駐機中。点滴で水分補給はできるけど、胃袋は膨れんでよ。差し出すと、プイッと横を向く。仕方ないから、「もし食べる気になったら、どうぞ！」と床の上に置いているんだけれど、出て来ないから放置状態。ルーターで作り上げた「自慢作」なんだけれど、食べてくれなかったら単なる床のゴミ…。（泣）

くね、小さくなった・・・

食べない…だから、薬も滞っている。それでも、タワーに登ったり、風呂に行ったり、腫れた顎でいろいろとやってみせる。せつない…。「ほら、こんなこともできるんだよ」って言っているみたいで、せつない。とにかく体力維持が必要。夕刻、病院に連れて行った。皮下注射…タオルを被せて押さえ込んだが、もがいている頭を腰で受け止めていた。生きているウチの子を実感していた…。

よく寝るなぁ～・・・

くね、行って来るぞ！　声掛けにも応じず眠っている。ここ２～３日、寝続けているウチの子に不安を感じるが、爆睡以外のさしたる兆候は見られない。まっ、眠れるのは良いこと…。寝ている子に手を振った。今日は一ヶ月に一回の内科（定期点検）の日…。こんな日々では改善しているという気配もないが仕方あるまい。早く終えて、早く帰って来たいと思う。それにしても腹が減った。（笑）

一晩中、ルーターを使っていた・・・

現実の話ではない、夢である。ウチの子に薬が処方されるが、これが大きめの錠剤が割られた形になっている。当然、そのまま飲んでくれるわけではない。そこでルーターのお出ましとなる。小さなフードに穴を穿って嵌め込み、何とか飲ませるのだが…その作業を一晩中夢の中でやっていた。（笑）　起きてもまだ、軽いモーター音が耳の奥でしているような気がする。気難しいんだわ、ウチの子。（笑）

おいおい～子どもの頃と一緒やな・・・

「おはよう！」とは言わないが、起き出してくると枕元に座る。顎が腫れだして、人間の方が「グリングリンは大丈夫か？」と思うのだ。だから、寝起きは軽いジャブ…。iPhoneのコードをひょいひょいと突き出してやったら、見事に罠にかかって遊びだした。（爆）　良い子なのだが欠点が一つ…何事に対しても飽きっぽいのだ。そう～餌もだし、こういう遊びも同じで、すぐに飽きる。（笑）

涙で滲んでいるわけでは・・・

眠れぬまま、外に出て夜空を見上げた。皓皓たる月の側には、いつものように寄り添う星たちがいる。「木星！？」…涙で滲んでいる訳ではないだろう。星の周りには、これまた寄り添う衛星が見える。何一つ変わらぬ夜空を見ながら、大きな溜息をついた。なのに、なのに～神様は何という運命を投げてよこしたのだ？　冷気さえ感じる風がしなやかに吹いている。悔しいな、なぜか悔しい…。

おい、達磨さんになるぞ！・・・

毛布の壁に向かって、微動だにせず眠る。エリザベスカラーを外してから、ウチの子の寝る場所が変わった。「おい、達磨さんになるぞ！」と声掛けしても、当然のこととして通じず。「この子をどう押さえて～」と考えている内に眠れなくなった。また達磨さんかい？　そう思って見てみると、なんとも平穏な顔をして眠っているではないか。何一つの苦痛もない安らぎの顔…。（涙）

「オッチャン…」・・・

分かっているぞ、言いたいことは!（笑）　「オッチャン～この間は痛かったよ！」と言いたいのだろう？　分かっているけれどな、くね。注射したり、点滴したり、薬を飲んだりしないと治らんぞ！　エリザベスカラーを外して動きが自由になったウチの子は、自分の運命も知らず動き回っている。「ガンバレ、ガンバレ！」と心の中で叫びながら、また憎まれ役を演じなければならない。