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snowmanの日々の呟き

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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/6 09:37 (No.443350)削除
happy-go-lucky ジイジの観察日記 45・・・

満を持してという感じで、桔梗が蕾を膨らませている。花形や色は好みであるが、なんといっても桔梗紋は裏切者光秀の家紋…。素直に受け入れられない頑なな思いが心の底にある。隣では、あっけらかんと百合が花を開く。掌の中に大切に包んでいた思いが弾けたとき、自分の可能性を確信した一瞬であった。それは学会発表などの華々しい場ではなく、苦しんだ末の深夜に、突然として天啓閃いたときだったのではないかと思う。
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/6 08:46 (No.443328)削除
静かな雨の朝・・・

夜半の激しい雨音は鳴りをひそめ、しめやかな朝の風景となった。三郷のハイツでは、玄関ドアを開けても見えるのは通路と隣のマンションの側壁のみ…。何一つの変化もなく失望するが、ここ三田では趣きある世界が広がる。晴れならば人通りがあり、雨ならば静まった世界が広がっておもしろい。行き交う車のエンジン音の隙間を縫って、時を刻むように滴る雨の雫の音…。頭の中をリフレッシュしていく、貴重な一時を満喫している。
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/5 21:52 (No.443122)削除
学びの多い一日でした②・・・

「かさがた温泉」を作っているのは、車部品や用品を製造販売している「エーモン」という会社です。創業者が、この市川町の出身なんですが、調べてみると高名な蝶の収集・研究家、そしてカメラマンです。「思い出博物館」のカメラは、個人蔵なんでしょうね。その奥さんは俳人…二人で写真集も出版しています。かつて見たクラシックカーは、会社との関連ですかね。
出口の所にある足湯の奥に「特攻~」という石碑が見えました。近寄ってみろと、「未帰還兵」と「特攻機桜花」の供養塔(碑)でした。日本の原風景のような静かな農村地帯には不釣り合いな石碑…調べてみると、知らなかった事実が浮かび上がってきました。
手掛かりは、碑の横に記される関係者の名前…。キーワードは「廣畑」という苗字でした。(エーモン創業者の苗字) 特攻機桜花の無謀さと悲劇は語り続けられていますが、「建立の有志」と記される人の肩書に「!?」が付きました。記されていたのは、「社嬉野海軍航空隊訓練生」という言葉。「社?」「嬉野?」という地名に心当たりはあるけれど、海軍航空隊は知らない。例の原寸大「紫電改」が復元された、加西市の鶉野飛行場は知っていますが…。当然調べてみますよね…ありました。なんと24年間住んでいた兵庫教育大学職員宿舎は、その滑走路の真上に建っています。赤の矢印が住んでいた2号棟の部屋、滑走路のど真ん中です。戦争遺跡なんかでは全く出てこない、完全に痕跡を消して町化してしまっていますが、ここにも戦争の歴史があったのだということを知りました。「社嬉野海軍航空隊」では、「局地戦闘機秋水」(ドイツ・メッサーシュミットの技術を取り入れたジェット推進機)の訓練をしていたということです。全く知らなかったことばかり…ちと、疲れました。
上は「桜花」
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/5 21:30 (No.443107)削除
学びの多い一日でした①・・・

「15時くらいから降雨」と天気予報が伝えていましたが、15時2分に雨が落ち始めました。恐ろしい的中率です…。ポツポツと雨が降る中を、高速道を走って帰ってきました。高速道!? どこへ!? 味を占めて立ち寄り湯に行っていました。先週と同じ温泉です。ジイジの出汁の一員となってきました。何か学びの多い一日でして、ちょいと疲労感に塗れています。
この「かさがた温泉」には、以前「ふところの湯」と「みはらしの湯」の二つがありました。当然、「みはらしの湯」が高台にありました。現在は進入禁止となっていて、営業を止めています。一度だけ行ったことがありますが、窓際にプールみたいな四角い温泉があるという、風雅の欠片もない温泉でした。(汗) 「ふところの湯」は野趣満点の温泉でしたから、こちら側が「せせらぎの湯」として残ったのでしょう。
温泉の入り口付近に「門前物産館」があり、「思い出博物館」が併設されています。「思い出博物館」も「ご自由に~」という感じだったんで、「入っていいんですか?」と聞いたら、「どうぞ!」とのこと。入館してビックリしました…収集品のと思われるカメラが、ぎっしりと展示されています。膨大な数に唖然として一周したのですが、3分の1は民具等々の展示でした。以前はクラシックカーが所狭しと並んでいたんですが、どこに行ったんでしょう。
民具等々が展示されている中に、阪神淡路大震災の新聞が広げられていました。記憶の風化を物語るかのように、ほこりに塗れ、端がちぎれていました…。
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/4 22:48 (No.442322)削除
happy-go-lucky ジイジの観察日記 44・・・

真っ黒な中型犬を連れた若い女性が通り掛る。犬が不思議そうな顔をして立ち止まったので、大笑い。女性が、「いろんな花が咲いているので、いつも楽しませて戴いてま~す」と一言。心残りしているような犬を引っ張りながら坂を上がっていった。
笑って会話はするけれど、正直…見知っている方ではないのだ。(笑) しかし、花を咲かせ続けていると、こんなことが増えてきた。生きるということと一緒で、「人が見ている」という意識は支えになる。僅か一輪でも、いい加減な育て方はできない。花に対する責任感も湧くというものである。
「シャンデリア」と称されるタケシマユリ4本が咲きそろった。しかし、「盛り」ということは、終焉へと向かい始めるということ。どういう美しい終わり方をさせてやるか…またまたジイジの悩むところである。八重のタチアオイは咲き上がっていく。その横で鮮やかな赤…一重のタチアオイが蕾をほころばせ始めた。予想外の「赤」に驚いているが、夏の彩を増す庭に目をやり続けている。
タケシマユリ
八重のタチアオイ
一重のタチアオイ
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/4 22:34 (No.442318)削除
「トップ・ガン マーベリック」礼賛・・・

昨日の夜空には鋭い三日月が輝いていた。しかし、今宵の月は雨を予感させるように滲んでいる…。昼間の蒼天とは真逆の天候に立ち尽くして見やっている。昼間、晴れ上がった空に一筋の飛行機雲が引かれる。トップ・ガンのワンシーンを思い出した…。
称賛、絶賛のコメントが続くトップ・ガンである。とにかく映像が美しかったし、丁寧に描かれる人間の心理が素晴らしかった。あの当世はやりのCGを駆使したSF映画にはない人間臭さのある映画を久々に堪能した。トム・クルーズは「来年も、再来年も帰って来るよ」とコメントしたが、「ミッション・インポッシブル」の2作を言っているのだろう。こちらはスリリングな展開だが、アクション映画に位置づく存在。「トップ・ガン」とは一線を画すものだろう。
トム・クルーズの人気に圧倒されてしまっていたが、同道したプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーの存在を忘れてはならないのだろう。控え気味に添っていたが、78歳のお洒落なおじいちゃん…。(笑) 素晴らしいスタッフ、キャストに恵まれた渾身の一作…是非、是非、ご覧あれ!!!
昨夜の月
飛行機雲
トップ・ガンのワンシーン
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/3 19:45 (No.441542)削除
happy-go-lucky ジイジの観察日記 43・・・

ジイジ、暑さで参っておりますぞ…。庭仕事は朝の一時間と決めているが、それでもなかなかの重労働。最初はTシャツを着ているが、途中からはタンクトップ。害虫等々に用心しないといけないので、本当はこの姿は好ましくない。僅かな防御はゴムの長手袋…。
鉢の配置換えと、草抜きが主な仕事。いろいろ咲きますな…。百合の一番花、タチアオイも開花を始めました。道端にある普通のタチアオイをと考えているのだが、この花も八重咲。花としては豪華で美しいが、思い出とは繋がらない。
高田の最後は南城町の「葵荘」というアパート…台所にトイレ、あと4畳半と6畳、そして床の間という普通の「文化住宅」であった。一階の一番奥に大家さんが住んでいて、そこの風呂を一階の住人は共同利用していた。二間あった一階の住人は基本的に妻帯者、二階は真ん中に廊下があって左右に4畳半の個室。音楽科の学生が何人か住んでいたように思う。
道路側の6畳間には出窓があって、そこによく腰を掛けて、煙草を吸いながら外を眺めていた。床の間は、紙と冬は使えない自転車の置き場と化していた。確か一階は4室あったと思うが、一番手前が自分の部屋、一番奥が大家さん、その中間の2、3番目の部屋の出窓の先に…数本のタチアオイが咲いていた。一重のピンクの平凡だが逞しい花だった…。
一番花(除:タケシマユリ)
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/3 12:37 (No.441300)削除
「かまへん、かまへん~」ってか!?・・・

兵庫教育大学での最後の年、例の「夢ナビ」で授業をして欲しいという話があった。依頼主は知己の仲である副学長…「来春、定年退職やぞ…」「かまへん、かまへん~」という押しに負けてインテックスに出掛けて行った。しかし…自虐的に言えば「所詮は書写・書道」である。ついてきたゼミの大学院生に、「入りが悪かったら、客引きをして来い」と命令したのだが、偵察に行ったゼミ生曰く「資料が足りません。閑古鳥どころか立見までいて一杯です」とのこと。終わっての高校生の感想に、「これで兵庫教育大学に行く決心がついた」というのがあり、「ごめんな、君が来るときにはいないんだ」と詫びた。(汗)
こういう兵庫教育大学も問題だが、特任教授にオープンキャンパスの模擬授業をさせる奈良学園大学も、かなりの問題だと思う。どうも、教員生活後半はこういう役回りが多かったな…。さらに、その模擬授業たるや大部分の教員が見ているという、まるで示範授業の態。さらに、さらに妙な感動をされて、「授業とはこういうモノだったんですね!」と終わった後に握手までされる始末。(てへっっっ)
資料の画像が見つかったんで、そんな授業の一コマをご紹介しておこうではないか。(算数の教授を煙に巻いた「3+1=3」の話はまた別の機会にまとめることにしたいと思う)
①「高校生だから、カタカナなんか簡単に書けるよな?」
②「ワ行の『ヲ』って書ける?」
③「机の上に、指で書いてごらん」
④「まっ、大きくはAかBだろうな…どっちで書いた?」
⑤「Aの人!? Bの人!?」
⑥「正解はBです」
 「ウソ~と言った人、あなたがウソです」(笑)
「ヲ」には罠が仕掛けられている。つまり、現代仮名遣い、そして漢字仮名交じり文が平仮名使用になった段階で、指導が放置されてしまったカタカナなのである。だから、多くの場合、学習者は見様見真似で習得し、「フ」と近縁のカタカナであるとして定着する。ただ、これはいわゆる「筆順」の正誤などという問題に帰結することではない。見て見ればいい…Aは2筆、Bは3筆。つまり筆順が違えば画数が異なるのだ。「筆順を正しく」は国語科の中でも重要なポイントになっているが、先生が言い続けた「覚えやすい」「字形を整えやすい」は正しかったのか? いやいや違うだろう…筆順とは、線条的(アナログ的)に文字を構成していく際に、画数をカウントしていることに他ならない。字体論という研究視点が欠落している日本の文字教育の場合、「正しい平仮名の字形・自体」さえ明確に示すことができない。「一例」と書いてあるのが、その証左である。文字の学習について述べている、市民の投書もおもしろい。
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/2 22:50 (No.440983)削除
「成長」という言葉を・・・

古いファイルを開いたら、昔の庭の画像が出てきた。僅かな庭を手に入れて、嬉しくなって「箱庭作り」を始めたころである。まだ植物園葉化していないから、なかなか整った簡素な作り。(自画自賛 笑) 「ああ、こんなこともしたなぁ~」と懐かしい。何しろ容量が決まっているのだから、脳の記憶と一緒である。「忘れなければ、新しいものは入らない」を実践したかのように夢は変転を繰り返す。儚いが、短期記憶と一緒で泡のように消えていく情景…。「今年の暑さは並みでない」…一つ覚えのように繰り返す言葉だが、その繰り返す回数が増えるにつけ、この「箱庭作り」を見守っていた緑の子の姿も減っていく。よほどの管理をしない限り、水不足は生態系を変化させる。
「こんにちは~!」という声がした。自転車を押しながら坂を上がってきた子の元気な声…以前、この子の声は坂を下りながら発せられていた。小さな女の子だった…すぐ近くの小学校からの帰り道、呟くように「こんにちは!」と言い、返事を返すと走って右折していった。その小さな子が、ある日…またまた小さな小犬を連れて登場した。「飼ったん!?」と聞くと、小さく頷いた。なんだか虚弱で、腰が落ちている小犬。「大丈夫なのかなぁ~」と心配していたが、その内、散歩する姿も見なくなった。あの女の子の泣き顔を想像して、聞くに聞けない幻となった。去年、その女の子が真新しい制服に身を包み、自転車で通学を始めた。中学校は遥か遠く…夕刻、息を切らせながら自転車を押しながら坂を上がって来る。「こんにちは~!!!」「暑いなぁ」という応答の後、「めっちゃ暑い!」と言葉が返ってきた。あのシャイな小声の子が、成長したなぁと嬉しくなった。
男の子は分かりやすい。「おはようございます!」「こんにちは!」の声が野太くなり、そのうちに「まっす」や「うっす」に代わる。(笑)
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snowmanさん (8aastn7l)2022/6/2 22:29 (No.440966)削除
happy-go-lucky ジイジの観察日記 42・・・

ニッコウキスゲが好きなのだが、数多いキスゲの中にあってウチの子が何者かを言い当てられない。多分…ニッコウキスゲではない。(笑) 数年前からやっと花をつけだしたのを喜び、見守り続けていい気になっていたら、鉢底から葉が出始めて慌てた。とても考えられないことだが、根詰まりして新しい葉が上に出られなくなっている状態と思われた。一大決心をして抜き上げて、株分けすることにした。
抜いて驚いた…土さえ見えないほどの根!!! 「株分け」と言えば体裁はいいが、間引く以外ない。格闘が始まった…。小一時間の末に3鉢に分けたが、この暑さ、そして溢れていた根の状態からして、どれだけの生存率になるかもか不明である。しかし、教師がよく使う方便…「尽くすだけの手は尽くした」(汗) しばらくの間、涼しい陰に置いて様子見をすることにした。
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